フォームを確認しよう。
どうもこんちは。寒くなってきましたね。僕は今年初の風邪をひいてしまったのですが、筋トレしていたおかげで1日ちょいで完治しました。やはり筋肉は全てを解決する。
先日取ったアンケートでこんなお返事をいただきました。
僕「トレーニングする上での課題を教えてください。」
皆『いつの間にか姿勢がくずれて、違うところに力が入ってしまい、痛めることがある。』
※一部抜粋
大変いい課題に直面されていると思います。僕もよくトレーニングの時に背中を鍛えるのが難しいなと思うことがあるのですが、如何せん背中に効いている感覚を掴むのが大変で…ケガまではいかずとも関節や筋を痛めることが多くありました。また、意図しない箇所に負荷がかかってしまって、結果狙ったところが全然育ってないなんてこともしばしば。できることなら避けていきたい道です。
ということで今回はトレーニングのフォームについて僕の見解をだらだら書いていこうと思います。
結論:上手い人の真似しよう。
【一人でチェックはぶっちゃけむずかしい】
自分の感覚をなんとなく信じてやった結果、あんまりうまくいかなくて、しかもその原因もいまいち解明できてないからただただ時間の無駄に終わってしまった…
ということありませんか。僕は元がかなり出来損ないなので筋トレに限らずこの手の失敗をたくさんしてきました。なんか虚しくなってやる気も削がれていつもと一緒の繰り返しみたいな。これ結局なにがマズかったんでしょう?みなさんが悪いんでしょうか?
少なくとも僕はそうは思ってないです。みなさんなりに頑張ってやってみた結果失敗しただけですから、むしろナイストライです。
そしてそれを踏まえた上での僕の個人的な意見は「プロから盗め」です。
大学生だったときも再三みなさんに言ったことがあるかもしれませんが、こと技術を磨く一点において、僕はプロをまねること以外の最短ルートを知りません。そして社会人になり僕はエンジニアとしてキャリアをスタートしたわけですが、うまくいくための手法は全く同じでした。巨人の肩に乗る、つまり、プロを見て盗めるところを盗むんです。ノウハウに関してはこれで8割程度がカバーできると思います。あとは自分次第です。
【具体的なやり方】
お待たせしました。それでは具体的なフォームづくりの手順について。
- 自分の取り組むトレーニング種目と全く同じものをやっている動画を見つける
- お手本の動画を見つけたらそれを真似する
- 真似するときに自分の様子も動画におさめる
- 撮り終えた動画とお手本を比べる
上記の手順に沿ってやっていきます。ではひとつずつ。
①YouTubeで動画を見つける
なんでもいいです。誰のでもいいです。見つけてください。顔が好みでも体型が好みでも声が好みでもなんでもいいです。でも、ある程度プロっぽい身体のつくり方してる人を参考にした方がいいと思います。気持ちの問題かも知れませんが、マイナーなものを見るよりは何万回何十万回と再生されている動画を参考にするのが安全かと思います。とりあえず、ここでは「自分の取り組むトレーニング種目と全く同じものをやっている動画」を見つけましょう。
②真似しよう
参考になるものを見つけたら早速身体を動かしましょう。解説されている動画をよく見て、よく聞いて細やかに真似してみてください。多少崩れてしまっていてもいいです。ここではなんとなくでいいです。
③動画を撮ろう
恥ずかしいかもしれませんが、トレーニングしている動画を撮ってみましょう。どれだけキモく感じても構いません。誰に見せるわけでもないし、見て不愉快だったらすぐ消してもっかい撮ってみてもいいじゃないですか。とりあえず「こんなもんかな」と感じるまで撮ってみてください。
④お手本と比べよう
ここが一番大事。今回参考にした動画と③で撮った自分の動画を比較しましょう。携帯が一つしかないとかだったらPC使いましょう。PCがなければ大学とかネカフェとかとりあえずYouTube見れそうなところに行きましょう。面倒かもですが、その一回を見比べる時間に費やせばもう二度と行かなくていいわけですから是非行ってください。投資です。
見るべきポイントは効かせたい部位とそこに連動して動く部位です。例を挙げます。
上の画像はスクワットをしたときに効く部位です。オレンジで着色された部分が効く部位という解釈でお願いします。
あのしゃがむだけの動作でもこれだけの部位に負荷がかかっています。逆にいうと太もも以外のお尻や背中、腹筋の筋肉が緊張する感覚がない限り、それは正しいフォームで行えているとは言えないということです。
動画でみる限りコツやポイントなど断片的な話はしてくれるかもしれませんが、こういう「連動して効く部位」が意識できないと思わぬところでケガにつながったりもします。この点を特に注意してお手本と自分の動画を見比べてみてください。
ちなみに「〇〇(トレーニング名) 動く部位」とかで画像検索かけたら欲しい情報が多分出てきます。この画像も「スクワット 動く部位」で検索かけて引っ張ってきたやつです。無断転載。
もう少しこの段階で大事そうなことを書いておきます。それは「記録を取ること」です。食事編でもチョロっと書いたことあるかもしれませんが、記録はやはり重要です。自分の解説書を自分でつくるようなものですから。
でも別にそんな大そうなことは必要なくて、「お手本とこういうところが違った」とか「自分の身体の使い方にはこんなクセがある」とかそういうメモで十分です。とにかく意識をすることが大切なので、ノートでもスマホでもなんでもいいので書いておいてください。LINEで自分だけのグループトーク作ってそこにアナウンス付けとくとかでもいいと思います。工夫してみてください。
僕も実際やってみてケガ減ったり成果出たりした方法でもあるので、試す価値はあるかなと思います。余程変なことしなければ効果実感できると思うので是非。
【まとめ】
- プロを真似しよう。
- 自分の動画を撮ろう。
- 見比べて違うところをチェックしよう。